受精卵が最初の幼生の段階「プラヌラ」になります。大きさは1mmの5分の1くらいです。肉眼で何とか見える。
プラヌラは泳いで岩などに付着してイソギンチャクのような形のポリプになります。
だんだんイソギンチャクのようになっていきます。
岩に着いたポリプ。触手で動物プランクトンを捉えて食べ、どんどん「出芽」という方法で同じポリプを作り出していきます。
冬になると、ポリプはひだ状になって色も赤っぽくなります。
この段階の幼生をストロビラという。
ストロビラのひだの一枚一枚がフワッ、フワッと動き出し、ちぎれて幼生エフィラになる。
このエフィラを皆さんに育ててもらうのです。
エフィラは動物プランクトン(飼育ではアルテミア)を食べて、やがて幼生の最後の段階のメテフィラになる。
これはもう赤ちゃんクラゲです。大人のミズクラゲとほぼ同じ形です。
これは東京湾で撮影したミズクラゲです。大きさは直径が30cm近くありました。