Fresh Air 第1弾 クラゲを育てて気づく、美しさ、やさしさ、そして不思議さ 

お子さんの夏休みの理科の自由研究に最適。簡単で楽しい。家族で楽しめます。
あなたご自身の趣味、ゆとり、癒しのためにもいいかも?!

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クラゲ豆知識 可愛いクラゲと仲良しになるために…
 

♠♣♦♥クラゲについて、詳しくなろう!♠♣♦♥

 地球上に人類が登場するずっと前から、そして陸上に生物がまだいなかった時代の海の中をクラゲは優雅に泳いでいました。
 からだの作り、暮らし方や増え方は本当に変わっています。それを知ったら、もっともっとクラゲが好きになりますよ、きっと…

日本でよく見かけるミズクラゲ

成体写真と特徴分布
 むずかしい「分類」のことはここでは書かないことにします。
 日本の沿岸では最も普通に見られるのがミズクラゲです。
水族館で一番たくさん泳いでいるクラゲです。
 沿岸ではときどき大発生して、漁網を破損したり、火力発電所などの取水口に詰まって発電所が緊急停止することもあります。
 触手には刺胞があります。小さな小さな毒針が出てきます。ミズクラゲの場合、普通に手で触る分には何ともないのですが、顔に近づけたりはしないほうが良いようです(飼育中はまったく問題ありません)。

ミズクラゲの体

成体写真とイラスト各部の名称
   6月から7月になると、ミズクラゲは大人の体(成体)になり、
 オスメスがいます。
   体のつくりをよく見て下さい。特徴をまとめましょう。
 1.大きさは直径が30cmくらいになります。
 2.身体のほとんどは水です。90%は水と言われています。
 3.明るい、暗いを区別できるくらいの目があり、これを眼点といいます。
 4.動物プランクトンなどのエサを捕まえるのが触手です。 
        「刺胞(しほう)」と呼ばれる毒針を出す細胞を持ちます。
 5.足のように下に伸びているのが「口腕(こうわん)」と呼ばれる器官で、
   触手でとらえたエサを胃に運びます。
 6.外から見たときに「四葉のクローバー」のように見える器官がです。
 7.オスには精子をつくる精巣が、メスには卵を作る卵巣があります。
   まとめて生殖巣といいます。
 8.人にはある心臓、血管はありません。肺もエラもないのですよ。